
水揚げされたばかりの牡蠣は、海で共存する色々な虫たち(ゴカイ、ケヤリ虫等)や泥が付着しています。
清浄海水で十分に機械洗浄します。
さらに、清浄海水プールにて一昼夜浄化します。
牡蠣は、呼吸することによって大量の水を飲み込み吐き出しています。洗浄海水プールの中で、きれいな水を飲んでは吐き出す事によって、かきのお腹の中をきれいに浄化します。
かきを剥き身にするプロを広島では「打ち子」といいます。
広島ならではの「カキ打ち」と呼ばれる、かきを剥き身にするための専用の道具を使います。
かき1個を5秒ほどでむき身にします。
これが打ち子さんによってすばやく剥き身にされたかき。
貝柱のすぐ上に心臓があり、剥いてすぐに良く見ると、まだかきの心臓が動いているのが分かります。
むき身にされたかきは製造工場に運ばれます。
当社検査室にて一般細菌、大腸菌などの自主検査を毎日行います。
また、広島県の公的機関による検査も定期的に行われ、ノロウイルス(SRSV)の検査も週1回行います。
工場に運ばれたかきは、洗浄装置を通ってきれいに洗われます。
この間、カニや殻などの付着物を人の目で見て取り除きます。
殻が付いていないか、異物はないか、さらに検品し、計量・パック包装します。
さらに、金属類の異物の点検を機械がします。ここを通って合格したものが、箱詰めされます。
最終商品をチェックし、氷を打って梱包します。
製品は、5℃以下に保冷されて出荷します。