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牡蠣の鮮度にこだわった極鮮王
広島県立総合技術研究所水産海洋技術センターは牡蠣の鮮度保持技術の開発や、新たな鮮度評価技術の研究などにより、 生牡蠣の鮮度を従来より延長・保持する製造出荷方法を開発しました。 当社はこの新しい技術の活用にいち早く取り組み、広島県西部宮島周辺の海域で育った牡蠣を限定し「極鮮王(ごくせんおう)」とブランド化して発売いたしました。
2014年、広島県内全生産量の0.3%にあたる希少な「プレミアムトップかき」に「極鮮王」が選ばれ、現在ではその品質の高さで全国に評価されています。
「極鮮王」はむき身直後から出荷までの全工程を0℃前後で徹底管理しています。0℃前後の管理を実現するため、生牡蠣をむき身にした直後から細やかなフレーク状の「海水氷」で直ちに冷やします。 細やかな氷粒は牡蠣全体を包み込み、牡蠣を急速かつ均一に冷やし、牡蠣を傷つけず、凍らせることも無く鮮度状態を保持します。 更に、海水を瞬時に凍らせたこの海水氷は、最適な塩分濃度はもちろん、海水に含まれる多くのミネラル分もそのまま保持しています。 これにより、鮮度抜群の美味しい牡蠣をお届することが可能になりました。
「極鮮王」は当社から数社の信頼のおける牡蠣生産者へ海水氷を提供し、特別な管理の元で品質の良い牡蠣の鮮度を保ちながらむき身にした上で、すみやかに当社へ入荷されます。
一年中が旬の「かき小町」
「かき小町」は広島県立水産海洋技術センターで開発された、広島県でのみ生産されている身がギュッと詰まったブランドかきです。通常の牡蠣は夏に産卵するため身が痩せてしまいますが、「かき小町」は産卵しないよう品種改良されているため、夏でも身痩せしにくい性質をもっています。そのため、季節を問わず一年中、栄養たっぷりの旬の味が楽しめます。
「かき小町」の稚貝は、県漁連を通じて生産者に渡されますが、手間がかかる等の理由で「かき小町」を育てる生産者は少なく、県内でも貴重な逸品です。冬季(10月~5月)夏季(6月~9月)それぞれの広島県の衛生基準をクリアした施設からのみ出荷されています。
「かき小町」の中でも、宮島とその対岸の大野に挟まれた海域である「大野瀬戸」で育ったものを「大野瀬戸かき小町」、さらに、一定重量以上のものを「大一粒かき小町(おおひとつぶかきこまち)」と名付け、販売・出荷しています。
宮島沖の大野瀬戸でカゴに入れて大きくなるまで丁寧に育てます。牡蠣の大きさに合わせてカゴの大きさを変えたり、定期的に殻の付着物を除きながら、海の栄養をたっぷりと吸収できるように世話をしています。